タイトルの通り。NMLでフィリップ・ジョルダン様の録音をここ数日よく聴いております。 クラシックに精通した友人が「フィリップ・ジョルダンは才能がある良い指揮者だ」という旨を言っていたことが聴くきっかけでした。 いざ聴いてみると本当に良い。私はク…
こんにちは諸出です。 今週末は、「イギリスの作曲家」によるピアノ協奏曲 を聴く集まりに参加してきました。(参加者は私1名) 現在、ちびちびと「演奏頻度少な目交響曲(マイナー交響曲)の採点」と「20世紀のピアノソナタを聴く」というのを一人で勝手…
こまめに進めようと思っていたマイナー交響曲の鑑賞も、この連休でやっと落ち着いてできるくらいアレでした。今回は5曲を自分の判断基準と照らし合わせてみました。 鑑賞した作曲家:ホルンボー、ラングストレム、K.Aハルトマン、アーノルド、クレストン 【…
下記の演奏会を聴いてきました。東京交響楽団「現代日本音楽の夕べシリーズ第18回 早坂文雄没後60年コンサート」あまり早坂を知らない人にとっては良いプレゼン的な演奏会でもあったと思います。1曲目:映画「羅生門」から真砂の証言の場面のボレロラヴェル…
少しずつ進めてた交響曲の採点(交響曲の各楽章を5段階評価し、総合評定をつけていくだけの話)やっと10作品を聴き終えました。聴いてみて良かったなと思ったのは1位のベルイ作品 スウェーデンの作曲家だそうですが、作品の冒頭はちょっとスペイン風とい…
去年までは、よく架空の演奏会プログラムなんかを作って、それに従い部屋でひっそりと観賞するという遊をしていました。 今年(もう終わりそうですが)からは、「交響曲探検記」と題して、(知名度的に)マイナーな交響曲を中心に鑑賞し、数値化して自分と相性…
近年、ゲイビデオ出演者を「野獣先輩」と名付け、彼を登場させる動画が大量生産されている。私はこれらの動画を観はじめた当初、ゲイフレンドリーな人々が増えてきたのだろうかという感覚を得たが、それは間違いだったとすぐに気づいた。 ここで一番主張した…
タイトルの通り。初めて応募してみたのですが、出した後に思い返すと、いろいろな反省点が出てきました。 ・速度記号が不適切 ・奏法(トーンクラスターのとき)の英語表記のミス ・ペダル指示 etc もしかしたらコンクールに挑むのはまだ早かったのかもしれ…
●コンサート情報 日時:2013年5月18日㈯ 場所:パルテノン多摩 大ホール 管弦楽:中央大学管弦楽団 指揮:佐藤寿一 ヴァイオリン:伝田正秀 曲目 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61 R.シュトラウス:交響曲第2番ヘ短調作品12 最初にビラを見…
知り合いのかたが、「疎遠になった人々のことが懐かしい」と仰っていた。 その言葉を聴いて素直に、彼は疎遠になった人々と幸せな時間を過ごされてきたのだろうなぁ と思った。 一方で、このようにも思った。 疎遠になった人と、僕の関係が良好でなかった場…
春だなぁ、と感じるくらい今日はとても暖かいです。明日からは3月が始まります。 3月は自分にとって一番思いが強い月です。なぜかといいますと、3年前私は大学受験に落ち、浪人生活を始めることを決意したのが3月だったからです。 あの時は、布団に入っても…
知的生活の方法 (講談社現代新書)作者: 渡部昇一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1976/04/23メディア: 新書購入: 37人 クリック: 561回この商品を含むブログ (142件) を見る 決してハウツー本という枠では表現できない、知的生活の「方法」について書かれた…
「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書)作者: 常見陽平出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2012/12/08メディア: 新書購入: 2人 クリック: 215回この商品を含むブログ (9件) を見る 今月のはじめに発売されたばかりの…
今回も渋谷さんの『日本の童貞』について書きます。まず最初に、突っ込まれそうなのでお断りしておきますが、この本を取り上げるきっかけには、僕が童貞であるか否かということはまったく関係していません。(笑)ただ、若者文化を考えるうえで、この話題は…
読んでいる本の内容をあとから振り返るために、ネットにも残しておきます。個人的なことであります。こうでもしないと、まだ読書が進まない程度なんです。 ●童貞受難の時代 1920年代の学生の言葉から、童貞は現代の「恥ずかしい」イメージとは異なり、その純…
僕のみならず、誰だって言葉を伝えたり、考えたりするときは必ずその人の「視点」があると思う。自分に見えるものをベースに物事を考えることは多いことだろう。これは、広義で自己中心的 なのかもしれない。 モノを見る視点を変えたい。 そう思ったのは、最…
「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)作者: 山竹伸二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/18メディア: 新書購入: 7人 クリック: 1,012回この商品を含むブログ (22件) を見る友人のM田くんが、以前この本を読んでみておもしろかった…
★『近代部落史』(黒川みどり著)平凡社新書 タイトルの通り、近代(明治~現代)を中心に部落差別問題における被差別民の動向と彼らをとりまく当時の日本の状況について書かれています。 印象に残ったいくつかの点を羅列します。 ●人種主義という視点 この…
オーケストラ・ニッポニカによる大阪ゆかりの作曲家による作品を集めた演奏会の感想 ♪清水脩:交響曲第3番 団員の方とTwitterでやり取りしている限り、聴く前からはロマン的な交響曲という予想は持っていませんでした。時代も戦後ということ、清水はフランス…
去る9月2日(日) かねてから大ファンだったオーケストラ・ニッポニカの演奏会に行ってきました。 このオケは、主に日本人作曲家の作品演奏に力を入れており、その活動は他のオケには真似できないくらいのパワフルで貴重な意義のあるものです。 ■プログラム …
私は、日本人作曲家が書いたクラシック音楽の作品に興味があります。彼らの作品を聴き、どうしてそのような作品が生まれたのか背景を読み解くことは、日本の近代の側面を読み解くことでもあると信じております。 そのためには、政治、文化、思想etc... 音楽…