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3月へ思うこと

春だなぁ、と感じるくらい今日はとても暖かいです。明日からは3月が始まります。

3月は自分にとって一番思いが強い月です。なぜかといいますと、3年前私は大学受験に落ち、浪人生活を始めることを決意したのが3月だったからです。

あの時は、布団に入ってもなかなか寝付けず、朝の防災無線のメロディが虚しく聞こえ、起床してもとにかく気持ちが悪くて吐き気や手の震えが止まりませんでした。他の浪人経験者に聞けば、3月は遊んでいたとか、気楽にしていたと聞きます。

自分は比して気が小さいようです。また、妄想癖が強いのであの時期には自分が試験に落ちたことを喜んでいる人々がいるんじゃないかと(実際いましたが)必要以上に他人の動向を気にしていました。実際に、それまで関わりのない、住んでいる地区も違う家の人が僕の情報を嗅ぎまわっていました。(そいつは創価学会員です。最も嫌悪を抱きたくなります)

予備校で一念発起しようと決意し、これから1年間をどう過ごすか考える楽しみと浪人することへの後ろめたさが同居していました。

そして一年後の3月。大震災が僕の住む地域を震度7という大きさで襲いました。死を覚悟し、ただ頭を抱えて地面にうずくまるしかありませんでした。翌日に後期試験があり、出発の準備を終えた矢先の出来事だったのです。あの瞬間に僕の大学受験は終わりました。

形としては。

 

あの時から抱えている怨みをいつか晴らしてやろう。必ずその機会が来ると信じています。それが今の生きる希望です。怨みが希望になるなんて どうかしています。