最近よく聴く指揮者 フィリップ・ジョルダン
タイトルの通り。NMLでフィリップ・ジョルダン様の録音をここ数日よく聴いております。
クラシックに精通した友人が「フィリップ・ジョルダンは才能がある良い指揮者だ」という旨を言っていたことが聴くきっかけでした。
いざ聴いてみると本当に良い。私はクラオタの先輩方のように耳が肥えていない(というかなんというか、演奏の良し悪しを即時に判断できない)のですが、少なくとも音が活き活きとした演奏をしているな、とは思ったのでした。
私は自称「シューベルトのザ・グレート愛好家」なのですが、ジョルダン様の録音があるということなので、最初の一枚目はこの曲を選択しました。
ザ・グレート に対しては、4楽章のラスト(本当に最後の一音です)は「ドーン」と華やかに終わるべきだと思うのですが、この指揮者はチェリビダッケのそれのようにフェードアウトして静かに終わる。ここだけが不満点でした。
他に大好物の「アルプス交響曲」「チャイコの悲愴」も指揮しており、楽しませてもらいました。来日することがあるならば、ぜひとも聴いてみたい指揮者だなと感じました。